福岡・糸島をE-bikeで巡る、ガイド付きサイクリングツアー「ノルバイ糸島」。風と光の中を走り、土地の記憶に触れる旅。
三連休の中日も快晴。昨日よりも、すこし空気がやわらかい。乾いた風が頬をなでていく。ペダルが軽い。今日は、行き先を決めていた。いつも世話になっているレモネードのキッチンカーが、三周年を迎えたからだ。
途中で、店のイメージカラーと同じ黄色い花を一束。自転車のカゴに入れて走り出す。思ったより衝撃が伝わってきて、花が傷まないかが気になり、いつもより慎重にペダルを踏む。
芥屋の大門の駐車場は、三連休らしい賑わいだった。店主の顔を見つけて、まずは「おめでとう」を伝える。花を渡すと、心からの笑顔が返ってきた。奥さんがカウンターにそっと飾ってくれる。その光景を見て、この店が三年間で、多くの人に愛されてきた理由が、少しわかった気がした。
お店というのは場所ではなく、人なんだと思う。
ケータリング・ケータロ
エスニックの香りが食欲を刺激するキッチンカー。ピリ辛とマイルド、二種類のカレー。外で食べるごはんは、それだけでごちそうになる。
John Lemon
芥屋の大門の入り口に立つレモネードスタンド。地産レモンの一杯をソーダ割で。甘さと酸味が、身体の奥まで静かに沁みていった。
ノルバイ糸島では、ただ走るだけではなく、こういう出会いも一緒に走れる。
連休の空き枠、まだ間に合います。
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