時間の流れを忘れられるカフェ4選

待ちに待った3連休。大盆休みを合わせて大型連休になる人もいるだろう。
しかし、この糸島エリアは3日間とも大荒れの予報。今この文章を書いている間も、窓の外では大雨と暴風と雷が入り混じる。
そんな日だからこそ、これまでのサイクリングを振り返ってみたくなる。

海沿いや山あいを走っていて、ふと立ち寄るカフェがある。事前にSNSやレビューを見て向かうこともあるが、実際に扉を開けた瞬間に感じる空気や香りは、それだけでは分からない。
私の中で、そんなお店を最上級のリスペクトを込めてこう呼んでいる――「時間の流れを忘れられる場所」と。

今日は、糸島で出会ったそんな場所を4つ紹介したい。
本当は自分だけのものにしておきたいが、ここは特別に共有しようと思う。

📍ぎゃらり ふがく
JR筑肥線・福吉駅近く、里山の緑に抱かれるように佇むギャラリー併設カフェ。
窓から差し込む光に照らされた器と、香り立つコーヒー、しっとりとしたスイーツ。さらにお店の上にはガーデンが広がり、四季折々の花々が揺れる。訪れるたびに、時間の感覚がふっと薄れていく場所。

📍CARACOLES
今宿の山手にひっそりと構える隠れ家。予約必須の人気レストランを、カフェとしても利用できる贅沢な空間だ。
木の温もりが醸す深い落ち着き。スイーツはひとつひとつが芸術品のようで、パンもテイクアウトできる。ここではただ座っているだけで、時が柔らかく流れていく。

📍café lily
白糸の滝へ向かう途中、麓の「伊都安蔵里」内にある、醤油蔵を改装したカフェ。
移住してからというもの、何度も通ってしまうお気に入りだ。美しいラテと季節のパフェ、可愛い植木鉢ティラミス。広々とした醤油蔵の名残が、独特の落ち着きを醸す。

📍波と丸
糸島の主要ルートから少し外れ、唐泊漁港近くにある焼きドーナツの人気カフェ。
初めて訪れた時から、頼むものはいつも同じ。それでも飽きないのは、この空間そのものがごちそうだからだ。
窓から見える海と、揺れる漁港の旗。長くいればいるほど、この場所の魅力がじわりと沁みてくる。

これらのお店は季節によってスイーツが変わるため、リピーターも飽きさせない。
そして何より、店の方との会話もまた特別な時間になる。
あなたにとっての「時間の流れを忘れられる場所」は、どこだろう。ぜひコメントで教えてほしい。

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